天井狙いは台の設定を考慮して立ち回るべきなのか？

だてめがねさん、初めまして。
いつも記事を楽しく拝見させて
頂いてます、ダイと申します。

初めて質問させていただきます。

ハイエナで稼働していると
いつも思う事があるのですが、
ハイエナした台の設定は収支に
どれくらい影響するものなのでしょうか？

期待値は基本的に設定１の機械割を
基準に様々なところで
解析が出されているようですが、

一撃が強い時は「設定が
入っていたのかな？」と思いますし、
期待値の分が収支についてこないと
「そういえば最近どこの
ホールも回収モードだな」と、思います。

設定１を前提に期待値が出ているのなら、
単に下振れの範囲だとも思いますが、
逆に上振れしているときは
いわゆる還元しやすい時期
（連休が少ない時期など）に集中する事が多いです。

六月は絶好調だったのですが、
今月はなかなか悲惨です。

稼働条件は基本的にいつでも同じです。
開始G数やスルー回数、
モチロン新基準機も含めてです。

台数は月１５０台程度。
一台当たりの期待値は１０００円前後で、
やや浅めですが、
その分数をこなす形にしています。

GODやハーデスからガルパンや
地獄少女まで特に機種にこだわりは無いです。

どうか経験豊富なだてめがねさんの
感想をお聞かせ願います。

目次

設定による期待値変動について

だてめがねです。

ハイエナの収支は設定による影響は
設定による期待値変化の分だけ受けます。

期待値は基本的に設定１の
数値を出したものですので、
設定によって変動します。

それは機種によって変わってきます。

設定があがれば基本的にはいいですが、
偶数設定の方が出玉が弱いなどの機種になると
期待値が下がったりする可能性もありますので、

設定を考慮した立ち回りをする場合には
その理解は最低限必要です。

例えば人気台バジリスク絆の９スルー台。
次回AT濃厚ですが、設定２・４の期待枚数は
設定１の機体枚数よりも低いので、
設定２・４であれば、設定１の
期待値よりも下がってしまいますね(^^;;

基本的には
「平均回収枚数ー平均投資枚数＝期待値」なので、
そこを踏まえて考えるといいかなと思います。

ただ今回の質問のポイントはそこではないので、
もう一歩掘り下げてお話しさせていただきます。

期待設定を考えながら、ハイエナで立ち回るのは有効なのか？

今回の質問で重要なのは、
中間設定・平均設定などを意識しながら
立ち回るのは有効なのかだと思います。

結論から言わせていただくと、
本当に設定をわかっていて打てるなら、
考慮して立ち回るとベスト。

私の持ちホールでは
毎日バジリスク絆は最低設定が（おそらく）全台設定２。
それに合わせてボーダーを変えたりはします。

ただ、基本的には少しでも
設定が入っているかどうか怪しいのであれば、非考慮で。

設定があったらラッキーなおまけだ
という理解で立ち回るのがベターだと私は思います。

結局は打ち手のレベル次第

ハイエナ時に設定を意識するべきかどうかは
その打ち手の方のレベルに左右されると考えます。

設定の配分や癖、その台の期待設定等を
しっかり理解できているのであれば、
できるものなら設定を考えながら打てば、
より効率的に打てます。

ただ、それくらいの環境、レベルなのであれば
普通に設定狙いを主軸にした方がいいとも考えられます。

環境（基本中間設定ばかりなど）や
打ち手のレベル（癖・機種ごとの配分や
機種の設定推測要素は最低限理解）
などが絡みあれば十分いけるかなと
思いますが、難易度はあがりますね(^^;;

基本的に人間は楽観的に考えるものですから、
感情や気分に流されて、
「打ちたい〜」といった気持ちを
「中間設定が期待できるかも」などの
妄想の根拠に置き換え、
無意味にボーダーを甘くして
しまったりしがちだからですね。

そういった自分をしっかりと
律する能力も求められます。

一度バランスを崩してしまうと、
持ち直すまでが大変です。

自身の立ち回りレベルの認識は最重要

質問者さんの質問の内容を拝見すると
「自分が出れば高設定の可能性が高い」
と考える傾向が散見されます。

期待値による結果は設定が原因というよりは
確率の波によるものの影響の可能性の方が高いですし、
明確な強い根拠がないとかなり危険です。

連休がない場合は還元…などのお考えも
本当にそうである可能性もありますが、
私は確証バイアスによる誤った判断の
可能性のほうが高いのではないかと思います。

※確証バイアスとは先入観を正しいとするために
無意識にそれを肯定する証拠のみを
集めてしまう、よくある心理現象です

…質問者さんのことを考えてストレートに言わせていただくと、
今のご理解で設定考慮の立ち回りは自爆行為だと思います。(^^;;

今の段階では全台設定１だと思って設定狙いを。
本当の設定への理解が深まってきたら、
まず普通のイベント時の設定狙いを。

設定考慮の天井狙いをするのは
その次の段階と捉えた方がいいかなと思います。

質問者さんへのご返答は以上となります。

意外と難しいメンタルコントロール

天井狙い稼働において設定を考慮して
変な台を打ったり粘ったりしてしまい
後で反省…なんて経験は誰しもあると思います。

設定狙いを設定を期待しての
立ち回りは似て非なるものです。

今のご時世なので設定の意識は常に持っておくべきですが、
天井狙い時は天井狙いと割り切るのがいいかなと思います。

設定狙い時にあぶれた時に天井狙い移行…
などは矛盾するようですが、
設定の配分がかなりわかって動けると思うので、
推測設定によってボーダーを前後するのは
ありな場合が多いかなと思います。

今回の記事はできるだけ多くのひとに
当てはまるようにお話ししていますが、
ここの状況によってベストな判断は変わります。

あくまでも立ち回りについて
深く考えるきっかけになればいいなと思います。

以上です。
参考になれば幸いです♪

P.S.
このアドバイスをさせていただいて、
この文章以外に今の現状で
天井狙いを続けるべきでないのでは？と
提案させていただいたのですが、

それを受けて、辞めた分の時間と
お金を他の事に投資されるとのことです。

思い切りの良さにびっくりしたとともに
素晴らしいなと思いました。

だからといって設定狙いがおすすめ！
とは全く言うつもりはないです。
※この方は資格習得し、
築きたいと思っていた仕事を目指すそうです

このタイミングで何かしら別のものに
視点を持っていくのはありだと思うので
おすすめだと思います。

期待値の概念は誰もが持っているわけではないので、
その分有利に動けると思うし、
スロットでの知識や知恵をぜひ
他ジャンルでも生かしてほしいなあと思います。

以上です。この記事が面白かったら
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