【4時間で5万未満が遂に確定⁉】5.9号機(6号機)の出玉規制詳細や撤去時期

今回は表題の通り、5.9号機基準としての検定が10月1日より始まる事が決定しました。

この件について多くをご存じの方も多いとは思いますが、
今回期限も迫ってきているので再度、
5.9号機・6号機の規制内容・基準内容と
今現在ホールで好評稼働中の旧基準機はいつまで打てるのか。

この当たりをピックアップしてご紹介します。

きっと多くの方が気になっていると思いますので、
記事は長いですが要点だけでもご覧いただけると嬉しいです(*^^*)

以前パブリックコメント募集をご紹介した
出玉規制内容がついに固まりました。

開始時期などの詳細も追加しています。

目次

大きく分けて4つの規制が新たに設けられ、最も打ち手にとって不利になるのは3000枚リミッター規制ですね(;´Д｀)

それぞれの詳細を以下でご紹介していきます。

3000枚リミッター(有利区間1500Gまで)

一撃3000枚以下の規制では、
有利区間を1500Gまでとし、純増は2.0枚までとなります。

この有利区間とはARTや
ボーナスなどの出玉のある区間はもちろん、
潜伏などの区間も有利区間に含まれます。

例えばハーデスの32G以内に当選する裏ストック。

これは有利区間に含まれるため、
出玉のある区間+出玉はなくとも潜伏している区間が
合算して1500G以下である必要がある。ということになります。

1500Gを消化しきった場合は
初期化処理が行われるため、有利区間は即終了。

ボーナス中ならボーナスは消えないので、
終わったら終了という事になります。

有利区間の解説については
｢パチスロバカ一代｣さんが
分かりやすく解説してくださっていますので、
そちらをご紹介いたします。
※5.9号機ART性能を左右する「有利区間」とは
※5.9号機ARTの有利区間について補足します

ART関連の設定差の撤廃

ART関連の突入抽選が設定差なく、
全設定一律で抽選させることが必須…という規制。

これまたかなりきつい規制です。

CZの突入率やCZ中の抽選、
上位CZなどへの突入比率も
全設定共通とする必要があります。

発動に関する条件を一律とするわけであって、
ART中の上乗せや特化ゾーンなどに
設定差を設けるのはありですね。

役比モニターの搭載

(一部抜粋)
この役物比率という
一般には訳の分からないものを遊技台に
表示して確認出来るようにしようという事。

あぁまた無駄な機能が追加されたなぁという感じです。

※引用元:PSブログ-ぱちんこ店雑感-さん

「大当たり以外でも払い出しをしなさい」
という、決まりがあり、
それがどのくらいまで実現できているかを
表示するモニターを付けることが義務になる…
という規制です。

打ち手・ホールにとって、特に影響はなさそうです。

パチスロ業界に激震を与えるさらなる規制(7月10日追記)

※7月10日 追記

ヤフーニュースやその他の情報サイト・業界関係者さんのブログなどでも発信されていますが、旧基準機年内完全撤去は絶対に無理。との見方が非常に強いです。

短期出玉率

警察の要請では、設定6の機械割が
104％程度にしかならないような規制だったそうですが、
108％程度で維持できる可能性が高いようです。

組合の要望から、短期出玉率が若干修正され、
首を絞めていた手をほんの少し緩められた形です。

実際110%とはいっても、
ギリギリでは通らないため
MAXでも106％くらいで検定を通過する可能性が非常に高いです。

そこへ4時間で2500枚制限が合わさると、
換金ギャップと合わせて、
設定6でも時給3000円ラインを割ってくる…

そんな設定6を誰が打ちたいか。という話です…。

さらに2500枚規制は、
Aタイプの誤爆すらも許されない状態なわけですね…

さらに、ボーナスの最大払い出しが480枚だったものが
規制により、MAX払い出しが300枚へ…。

厳しすぎる、規制内容です。

パチンコの設定と封入式パチンコ

ご紹介したツイッターに流れていた資料に記載されている
「パチンコ遊戯は回胴と同様6段階まで設定を認める」という文言。

これはいよいよ封入式パチンコ来ますね……
◎(封入式パチンコとは？)

とにかく第一に釘の調整が無くなります。

この台、めちゃくちゃ回る。
この台、全然回らない。
…が無くなります。

そして、我々ユーザーも玉に触れることなく、遊戯することになります。
(台の外には玉が流れてこず、筐体の中で計数されます)

一切の釘調整ができない代わりに
パチスロのような「設定」を入れ、
遊戯機の出玉率を調整する事で
回収・還元をある程度制御できるようになる模様。

パチンコに高設定確定演出が
出る時代がすぐそこまで来ているのかも…。

5.9号機まとめ

さて、以前パチスロMAXタイプで
同様の記事を書きました。
(2017年に5.9号機への移行が確定!!適用される打ち手殺しの規制とは……)

規制内容は基本的に変わりありませんが、
規制のかかる状況が間近に迫ってきました。

見た限り、新基準機に望みはありません。

ということで、今ある機種が
いつまで打てるのかにスポットライトを当てていきましょう!

今ある機種はいつまで打てる？

※引用元:パチンコスロット勝ち組への道さん

現段階で旧基準に課せられた2つの段階は

• 2016年12月末までに全体の50%未満の台数
• 2017年12月末までに全体の30%未満の台数

すでにホールでは旧基準機が50%未満の比率になるよう、
設置機種の旧基準比率を落とす努力をされているはずです。

これが今年末までに新基準機を
30%未満の台数にする流れになっていきますが…

実際これよりも早く新基準に移行していくように
｢お達し｣が来る可能性もゼロではないようです。

ただ、最近の新台入れ替えで
旧基準機の投入をするホールもよく見ます。

これは｢使える新基準を見つけるためのホール側の試行錯誤｣なんだとか。

年末までに旧基準割合を30%未満にすることを視野に入れつつ、
お達しで新基準への移行が早まるケースを想定しつつ、
それでも稼働の取れそうな台を入れつつ客のつく新基準機を探す。

ホール側も非常に不安定な状況に
必死に対応している姿が想像できます。

さて、以前私はバジリスク絆再認定についても調べた事がありました。
(バジリスク絆が撤去されない!?5.9号機規制の逆風は追い風となるのか)

絆は再認定され、みなし機としてではなく
3年間修理可能になりましたが、
それでも人気のサラ番(検定切れ7月)
沖ドキ(検定切れ5月)・GOD 凱旋(検定切れ11月)は検定が通るのか。

一応絆は検定が通りましたが
年末までの30%未満比率と合わせて
今後サブ基板で制御されたパチスロ機(旧AT機)の
再認定は進めるべきではないとの声もやはりあるようです。

絆を通してしまった以上、
再認定される可能性は高いですが
警察側からの圧力がかかってくると、
メーカー側が認定機の部品供給をストップする可能性は考えられるとのこと。

やはり、旧基準は再度認定されたとはいえ、
ずっと打てるわけではない。と思っておいてちょうど良いでしょう。

まとめ

最新の情報を新たに追加し、ご紹介させていただきました。

とりあえず、ユーザーを馬鹿にし過ぎです。

どうせこれくらいになっても
パチンコ屋に来る奴は来る。
という政治家の声が聞こえてきます。

ユーザーの意思を組んだ内容は微塵も感じられません。

そんな我々の声を届ける機会があります。

今回の規制内容が盛り込まれた「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則案」に関する警視庁のパブリックコメントが公表されました。

パブリックコメント=公的機関が
何かの決め事をする際、
意見・情報・改善案を求める手続き。

つまりは「一応意見は聞いてやる」的な事です。
我々ユーザーの主張を伝える数少ない機会です。

あまり意味はないかもしれませんが、
1つでも意見が増えることで何かしら影響が出る可能性も
ゼロではないと思います。

◎パブリックコメント：意見募集中案件詳細(意見募集ページ)

意見募集は8月9日までとなっています。

【追記1】
ものすごく分かりやすい記事を発見したので
引用させていただきます。

発表された規則改正案の主な変更点

1. 出玉規制関係

	現行	改正後
最高出玉	2400個	1500個
パチンコの大当たりラウンド上限	16ラウンド	10ラウンド
パチスロの大当たり獲得枚数	480枚	300枚

2. 試験内容に関して

中時間試験（4時間）の採用が新たに採用される。

○パチンコ

	現行	改正後
1時間試験	～300％	33.3％～220％
4時間試験	なし	40％～150％
10時間試験	50％～200％	50％～133.3％
出玉性能の計算式	M×N×R×S≦12	M×N×R×S≦10

○パチスロ

	現行	改正後
400G	～300％	33.3％～220％
1600G	なし	40％～150％
6000G	～150％	50％～126％
17500G	55%～120％	60％～115％

○アレンジボール遊技機

	現行	改正後
1時間試験	～300％	33.3％～220％
4時間試験	なし	40.0％～150％
10時間試験	～150％	50％～133.3％

3. 設定機能

射幸性の更なる抑制を図るとともに、営業の自由度を高めるために、パチンコの設定が6段階まで認められる。

4. 管理者の業務

管理者の業務として、客がする遊技が過度にわたることがないようにするため、客に対する情報の提供その他必要な措置を講ずること。

なお、現行基準で認定を受けた遊技機につては、起算日から3年間設置が可能。

※デザインの関係で、少し手を加えています。
引用元：パブリックコメント募集開始、規則改正修正案が発表に｜パチンコプラス様

【追記】
規制についてわかりやすくまとまっている、
この記事も参考になるかと思います。
◎警察庁が6号機への風営法(風適法)施行規則の改正案を発表｜パチ7さん

以前、この記事ではパブリックコメント募集を
ご紹介した件「出玉規制」がついに固まりました。

4時間で5万円以上は絶対に出ない
という規制内容となっています…

パブリックコメントは出来レ！
という声も早速上がっていますね(;´Д｀)

ちなみに8/24にこのニュースが上がっていました。

経過措置3年という事で、
最終的にこの規制が全機種100%適用されるのは
規制開始から3年後ということになります。
(単純計算で2021年1月末？)

しかしながら、いつどのタイミングで
この規制の移行が早められるのか
分かったものではありません。

移行措置3年というのも、
5.9号機が10月よりスタート。

有利区間1500G(出玉は3000枚以下)という規制も
この出玉規制においてはアウトの部類です。

そのため、5.9号機の性能よりも
さらに射幸性の低い機種が今後開発されることに。

これから出る直近の新台も検定切れまで
ホールに残るかどうかも怪しい状況ですね。
(ほぼほぼアウトだとは思いますが)

この規制に対して「厳しすぎる！」などの反論は
全くもって意味を成しません。

悲観しても良い未来なんて来ない。

我々に出来ることは「考え、行動する」
ただこれだけです。