みなさん、こんにちは。
エルです。(@gyoukai_l)
今回のエルノートは前々回の話題である
「CR 牙狼TUSK OF GODが甘すぎる問題」
この続きのお話です。
*記事はこちら
ついにメーカー側「サンセイ」から
公式発表があり、進展を見せました。
あとは業界の闇。
これも合わせてご紹介していきます。
甘い釘のホールは少ないと思いますが、
赤牙狼を打つなら今のうちですよ(゚∀゚)笑
それではご覧ください。
赤牙狼、甘すぎる問題のおさらいから
12月の新台にて登場したCR牙狼 TUSK OF GOD。
牙狼シリーズといえば
圧倒的出玉力で一世を風靡し
MAX機の時代を築いた名機。
…も、過去の話で、
出玉力の低下と代わり映えしない演出に
最近ではすっかりオワコンとなっていました。
今回のTUSK OF GOD(以下TOG)も、
導入直前になっても話題の沸く気配が皆無でした。
駄菓子菓子(某ネタ)、腐ってもGAR◯。
転んでもただで起きません。
なんと、確変継続率を詐称して来ました。
*”確定”ではありませんので悪しからず
公表値のTY(特賞期待出玉)は4,000発程度のはずが
実際のTYは約4,800発。
内規により
65%までしか認められていない確変継続率が
パチスロ期待値見える化さんが採取した
約20万件分の実践データでは、
継続率が平均74.6%という結果に。
導入初日には全国平均で
台あたり4,800円の赤字という大放出。
もちろんホール側は聞かされておらず…
意図せぬ赤字営業となりました。
牙狼だから出すぜ!!なんて事ではありません。
*新台でこれだけの赤字はまずありえない
20万円の特別買取対応が決定
1月10日、メーカーからの公式発表で
20万円での特別買取が決定。
確か、販売価格は30万程度でしたので
サンセイとしてはかなりの大赤字を喰らってそうです。
しかし
この書面には違和感がアリありです。
詳しく見ていきましょう。
他社との対応書面の比較
昨年2018年には、豊◯のカツ丼事件や
TAKA◯のカイジ事件がありました。
それぞれの対応策としては
- 豊丸は、代替機の用意or返品+50,000円の謝罪費。
- 高尾は、次機種以降に20万円での下取りor85,000円で買取。
という対応でした。
豊丸謝罪文がこちら
高尾謝罪文がこちら
この際、両社ともに「謝罪」をされています。
カイジ4に関しては、詳細説明までされていますね。
それに対しての、今回のサンセイは
「20万で買い取ります。キリッ」
…え、これだけ??
特別買取が決定しました!
理由は言わないけどね!
さすがに文書を見た時に驚きました。
ZOZOの前澤社長に感化されちゃいましたか?
とまぁ冗談はこれくらいで…
これは実質的に継続率問題を認めていると思います。
さすがに正式に認める事はないでしょうが。
サンセイはこうなることを予想していたのか?
P業界の黒いところが全開
さて、なぜにこうも対応文に差があるのか。
理由は簡単です。
これは単純にメーカーの強さが物語っています。
というのも、まぁ当たり前ですが
メーカーは営業時に基本的に良い事しか言いません。
悪い部分はひた隠しにするのみで
導入後に何か言われても、
「聞かなかったそっちが悪い」
基本的にはこのスタンスです。
なので、今回の件に限らず
大なり小なりホールさんとトラブルになる事は
割と普通にあります。
さらには、平気でちょっと盛ったりしています。
TYが3500しかないのを、
3600~3700くらいとアバウトに多く言ったり
「リーチ演出が前回よりも何十パターンも増えています」とか。
*実際はそんなに増えていないみたいな
納品時には営業期間から2~3ヶ月経っているので
大体ホール側もいちいち覚えていないんですよね。
*もちろん程度によります。
仮に、いざ指摘されたとしても
「オーバー入賞込みで”上手くいけば”それくらいになりますよ」
みたいな適当な言い訳をしています。
時にはホールさんの怒りが大きくなり
「二度と取引しない!」
なんて事も0ではありませんが。
その時の対応に、
メーカーの強さが出ますね。
例えば、サ◯セイなどの上位メーカーであれば
平謝りor無視
逆に、豊◯やTAKA◯の様な上位ではないメーカーであれば
頭を下げまくる、とにかく下手に出る
みたいな感じです。
*あくまで所感なので悪しからず
割とよくある話です。
まぁホールさんもホールさんで、
メーカー序列次第で足元見てくるんですよね(笑)
で、結局大抵の事はホールさんも
次機種、次々機種くらいには忘れちゃっているんですね。
普通に取引も続けます。
それくらい、まだまだメーカーの殿様営業が
まかり通っている業界です。
もちろん、全員・全メーカーがそうではないですが
上の人間ほどその傾向は見られる気がします。
で、今回の対応書面にも
まさにその空気が漂っていますね。
まとめ
ということで今回は
- 導入前「牙狼TOG」は話題にすらならなかった
- 導入開始⇒ゲロ甘発覚!
- 牙狼がゲロ甘い事が知られる
- メーカー側が買取決定
という流れになりました。
あくまでサンセイ側としても
公式に認めるわけにはいかない。
しかし、結果的に「牙狼はクソ」という流れから
今回で「次回の牙狼も甘いかも?」という
ユーザーへ潜在意識を埋め込むことに成功。
次に出てくる牙狼が超人気になったら…
これはサンセイの描いた絵なんじゃないのか?
販売台数はカイジ4同様の、全国3万台。
カイジ4と違い、「イケる!」と踏んで
大量導入したところがあるとは思いませんが
激おこな法人様がいてもおかしくはないです。
私は今回の記事で
同業者に怒られないかビクビクです。
今後の動きに注目ですね。
では、また来週〜
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