この記事では頂いた質問をベースに
「換金ギャップ」があることが
実際どのくらいを損になるのかを
現金投資時・再プレイ時それぞれで
なるべくカンタンに解説してみました。
理解しておかないと苦労しますし、
非等価の多いパチンコにも活かせます。
ぜひお読みください(^^ゞ♪
▼目次
【ご質問】期待値150万のつもりが実収支は59万…計算ミスでしょうか?
これって間違ってるんでしょうか…
私の地域では去年から換金率が変更になりました。最近、下にブレているなと感じていたのですが、
今年は期待値で150万積んだつもりが
59万しかプラスになっていません。1割減少なので本来は130万くらい
いくと思っていたのですが。ちなみに貯玉はできないお店でやっています。
この記事でなんか下ブレとは違う気がしてきました…。
脱等価・低換金率での立ち回りと換金ギャップ対策への匿名さんより
質問者さんの56枚交換+現金投資で
収支1割減という認識は間違いです。
56枚交換+持ち玉遊戯or再プレイ手数料なし無制限の場合は
収支約一割減で正解です。
ちょっとの勘違いが収支に
大きな影響を及ぼしてしまっています(T_T)(T_T)
以下では換金ギャップによる
損失についてを掘り下げていくので、
参考にしてください(*^^*)
換金ギャップによる損失の計算方法
まず56枚交換とはなんぞや?
ということで解説します♪
56枚交換時のメダルの価値計算方法
50枚(等価)交換=1000円景品を50枚で交換できるという意味
1000円/50枚=20円
1枚の価値は20円
56枚交換=1000円の景品を56枚で交換できるという意味
1000円/56枚=17.86円
1枚の価値は17.86円
なぜ56枚交換が損なのか!?ということですが、
現金投資時…つまりサンドにお金を入れる場合は
1枚20円で購入しています。
しかし56枚交換の場合は、
換金するときに1枚の価値が17.86円に
なってしまっているのです。
(価値が89.29%に減少し、10.7142%の損失!!)
これを換金ギャップと言います。
仮に10万円分ひたすらメダルを借りて、
そのまま換金したら
それだけで10715円損をします。
(計算式=10万円×10.71%=10714.2円)
上記の仮定では使わなければそりゃ損だ!
と思われた方が居るかもしれませんが、
これは使った場合でも同様です。
10万円分借りて、遊技して
完全引き分けで10万円分換金したら
その場合でも同じく10715円損をします。
換金ギャップの計算式
換金ギャップによる損失割合=100%-(50÷交換率(◯◯交換))
換金損=投入金額×換金ギャップによる損失割合
これで、現金投資の場合、
どれくらい損をするのかということと、
その計算方法はOKですね♪
電卓でカンタンに計算できるので
ぜひやってみてください(^^ゞ
1000円で47枚の払い台のホールなら
50の数字を47にしてくださいね。
次は持ち玉遊技(再プレイ)の場合です。
持ち玉遊戯(再プレイ時)損失の計算方法
ここでは56枚交換&持ち球遊技or再プレイ手数料無し時に
どれくらい損をしているのかを解説します。
(以下「再プレイ」は手数料なしの場合を指します)
56枚交換&持ち球遊技の場合は
元々17.86円の価値のメダルを投資し、
17.86円の価値のメダルを換金することになります。
つまり、持ち球遊技&再プレイの場合、
「換金ギャップによる損」はありません。
ただし、勝ち額と負け額は換金率分減ります。
平たく言うと、17.86円スロットをしているのと同じです。
実は5スロは200枚交換というだけなんです(^o^)♪
(混乱しそうなら上記は無視して大丈夫です!)
持ち球遊技・再プレイの場合なら
17.86スロになるだけなので、
勝ち額が10.7%減り、負け額も10.7%減る。
これは投資する分、回収も少ない
5スロの感覚と同じだと思ってOKです!
期待値で言うと、
10000円の積んだ期待値は約8900円になります。
マイナス期待値も同様です。
仮に期待値稼働はされない方で
再プレイ無制限の店舗で全て貯玉で打った場合、
投資金額が少なくなり、設定ベースが高い
非等価ホールで稼働することは
理にかなっている場合があります。
(非等価にはぼったくりホールも多数ありますので注意です)
現金投資なら10万円借りて
そのまま換金したら10715円損をしましたが、
持ち玉遊技・再プレイ無制限の場合は
それはないので安心ですね(*^^*)
この場合の期待値は
単純に差枚(勝ち負け額)に換金率を掛けましょう(*^^*)
等価計算で5万円分期待値を積んでいた場合の
56枚交換時の期待値は44645円です。
(計算式=50000円×89.29%=44645円)
質問者さんは何を間違っているのか
質問者さんがどの点を間違ったのか、
その答えはわかりましたか(^o^)?
間違っている部分の答えは
「差枚分だけにしか交換率を掛けていない点」です。
それは持ち球遊技or再プレイ無制限の場合の計算式です。
しかし質問者さんのお店は
「再プレイできない」お店で
まずは現金投資から始まってしまいますよね。
現金投資非等価の場合の計算式の正解は
「換金分の全てに交換率分を掛けなければならない」です。
例えば期待値を50000円積んで
換金額が15万円だったら
その期待値は33928円です。
(計算式=50000-150000×10.7142%)
※上記は簡易版の逆算法です。
確率によるブレのない
正確な非等価期待値は
[平均回収金額×換金率-平均投資金額]
平均投資金額の計算方法は
「初当たり確率×1G辺りのメダル消費」で
近いものが出ますが
正確な数値を出すのはちょっと大変です。
1000円入れる毎に107円捨て、17.86スロをしている…
考える計算でもいいかもしれませんね(*^^*)
分かりやすい方法で考えてみてください(^^ゞ♪
再プレイ制限500枚での計算方法
再プレイ制限時の計算方法なのですが…
これを稼働中に毎回計算する
というのはかなり厳しいです。
上記の換金率の損の仕組みを
把握していればある程度
理解できると思うので、
そこからアバウトに計算し狙う…
といった形がおすすめです。
そして優先順位を持ちメダル比率を
高める順番にするということが大切。
上記でもあった、近い期待値なら、
「最初に現金投資を少なくなるできる順番」
「最後に回収し流す額を少なくできる順番」。
これを意識することで
「持ち球比率」を上げることが出来ます。
これを考えた場合に
現金投資時に一番きついのがゴッド系で、
影響が少ないのが波のゆるい台(エヴァ決意など
)ということが分かるかと思います(*^^*)
以上、【非等価】現金投資&再プレイの
換金ギャップ損失・期待値への影響でした。
なるべく分かりやすくできるように
解説しようと思ったのですが、
分かりづらいかもしれません。
ただ非等価&現金投資で稼働するなら
これを理解しておかないと後で苦労するので、
今のうちに感覚を掴んでおくことをオススメします(^^ゞ
パチンコでも持ち球比率への意識は
大事になってきますので、
スロットにとどまらない知識だと思います(^^ゞ
もし今回の記事でわからない部分があれば、
別角度からも換金ギャップについて解説している
この記事をお読みください。
◎パチンコ非等価店 換金ギャップの計算方法 再プレイがお得
◎【換金ギャップ・非等価ホール】現金投資時の天井期待値をだす方法
非等価以降にともなって新しく非等価攻略カテゴリを作成しました。
こちらも是非参考に!
これ大事ですよね。むしろこれを、一般客に教えてあげたいです。ジャグで1回交換してるオジサマオバサマいますからね…。打ってる台は低設定だし( ノД`)…
どうも日本人は確率とか計算が苦手なので、
こういう数字はなんとなく、で間違えてしまいますよね。
多分教えても伝わらない…そんな感じは想像できます(T_T)
再プレイ制限のあるホールだと凱旋とかは打ちにくいですよね!
その分ボーダーを上げれば問題はないですが(^^)
専業レベルの人でも換金ギャップを甘く見ている人は
私の経験上ですが多いので、
ぜひ一回は計算してどれくらいなのか知って欲しいですね!
自分が一番使えるホールは5.5枚交換が元々なのでこれ以上下がると思うと不安ですね。数年通って設定狙いができる店ではない(一週間クラスの宵越しがザラなのと新台も2、3日で据え置き状態)と把握してるので6枚とかになるとボーダーを上げなくてはいけないですね。
新台入替も大型店ではないので二、三ヶ月遅れて導入されるので旬が過ぎた頃においしい台が入る(ビンゴや最近だとライジング)のとパチンコも28玉なのでハイエナが近寄りがたいのもありライバルと滅多に遭遇しないのでかなり助かっているので今後どうなるかが心配ですね。
全体がそうなるとそのホールの不利の利点が減るので、
ライバルが増える可能性は十分高いと思いますね(-_-;)
まあその場合は逆も言えるので、
どうなるかはなってみないとわからないですね(;・∀・)
自分の地元は5.6枚交換、貯玉600枚まで使用出来るホールが多いのですが同じホールの会員カード3枚とか持って遊技してます! 家族等に作ってもらいました! 店員さんとも仲良く、その事はバレてますが何も言われません。 でも台横のサンドにカードを入れて貯玉を出すタイプのサンドってバレたりするんですかね? 男性が遊技してるのに女性名義のカード使ってるなど? 以前にパッキーカードが盗まれて調べてもらうとどの台で使われていたか等ご全てわかってしまうって聞いたので気になりました!
カード複数持ちは黙認しているホールも多いですが、
プロ嫌いのホールだと一発退場の可能性もありますね(*^^*)
カードからはほとんどのことが
わかると思うので注意です(^_^;)
それにしても複数枚持ちってどうなんですかね~。
以前彼女に作ってもらったのも使ってたんですが、別れてから数日後に再発行手続きされたらしく使えなくなって貯玉10万発かっさらわれてしまいました(>_<)
次回からは貯玉を降ろしてから別れたほうがいいですね…。。(笑)
非等価で現金投資が発生する場合は、投資枚数の方を増やすという方法もあります。
例えば5.6枚交換店で1万円現金投資としたら、560枚投資した事にします。実際にその店で入れた1万円を戻すにはそれだけの枚数が必要になるので、そこを合わせてしまおうという発想です。
そうする事で、「非等価店での現金投資にはそれだけのリスクがある」というのを実感するのにもこの方法がベストかな?と思っています。
という記事を最近アップしてました!良かったらご覧下さいm(_ _)m
http://mumumu-smartplay.com/unfair-exechange-shushi/
その考え方だと1000円あたり120円の損失になりますが、
実際には1000円あたり107.14円の損失なので
結構なズレがでてしまいませんか?(^_^;)
▼計算式▼
[50/56*20*50-1000=-107.142857]
むむむさんのその計算は
1000円44枚貸し+50枚交換だと有効ですね♪
交換時には56枚で千円になるわけですから、最初に千円入れて出てきたメダルの価値を約890円というふうに考えれば全く問題ないと思いますが…。
ありがとうございます。理解できました(*^^*)
むむむさんの考え方ですと、11200円ぶん換金する時に10000円なので1200円の損失=1000円あたり107.14円の損失……ですね♪
1万入れた時に560枚とつけるからとその時点で1200円損してるわけじゃないのがトラップですね(笑)
貯玉、現金投資と混ぜて収支をつけるぶんにはむむむさんのつけ方の方がわかりやすいですが、期待値を計算するにはむしろややこしくなるかもです(^^;)
ですね!2度目見てやっと気づきました(*_*;
非等価現金投資の場合でも、この方法で問題なく期待値算出できると思います。
例えば5.6枚店の期待値算出時の平均投資枚数が300枚、初当たりの期待枚数が500枚の場合、投資分の300枚を1.12倍して336枚にすればいいので、その差分(この例の場合は+164枚)が実際の期待値になると思います。
5.6枚再プレイならこの計算方法では5.6枚の現金投資だとプラス2900円程まで落ちます。
途中送信してしまいましたf^_^;
最後の所ですが、5.6枚再プレイなら約3600円の期待値となりますが、これが現金投資だと約2900円程まで落ちます。
[…] 引用:すろぱちくえすと様 […]
いつも、楽しく拝見させていただいております。
貯メダル制限あるお店は個人的には、行かない傾向です。
無制限から、途中から制限ありになったお店も、余程の自信がないと行かないようにしています。
そんなこんなで、6万枚くらい何店舗かに保険としておいてますね。
現金投資は、嫌なので。
逆にだからこそライバルが少ない傾向にあります。
1日同じ店舗で入れるなどの優位性がある場合は、
むしろライバルや平均設定などの要因で
制限がある方が甘くなったりもしますよ。