皆さんは【玉単価・コイン単価】という言葉を
見たり、聞いたりしたことはありますか?
解析サイト・解析ブログなどでも
見たことがあるい人は多いかもしれません。
前提としてお話ししておきますが、
パチンコ玉やコインの値段ではありません(笑)
実はこのキーワードはホールにとって、
とても重要な言葉なんです。
我々が普段打っている時は意識しませんが、
知っていると役に立つ事もあります!
かなりマニアックな計算式も載せました(笑)
普段はなかなか知る機会もないと思うので
この記事で少し知った気になってみてください♪
▼目次
玉単価・コイン単価とは?
玉単価・コイン単価というのは
- パチンコ1玉あたりのかかる金額
- スロット1枚あたりのかかる金額
の事を指します。
打ち手目線で言うと
- パチンコ1発飛ばしていくらかかるのか
- スロットメダル1枚投入でいくらかかるのか
それらを表した数字です。
コインは1枚20円・パチンコ玉は1球4円ですが、
大当たりした場合の払い出しもありますので
1枚あたりの平均値は当然20円や4円ではありません。
ホール側の目線でいうと
- パチンコ1発飛ばしたあたりの売り上げ
- スロットメダル1枚投入あたりの売り上げ
を表す目安となっています。
打ち手はあまり意識する事はありませんが、
ホールは大体の単価を目安にして
売り上げ到達までの計画を立てていきます。
コイン単価の高い機種・低い機種
これらをイメージしてみて下さい。
「荒い・投資がかかる」
なんてイメージがありませんか?
こういった出玉性能が尖っている機種は
【コイン単価が高い機種】だと言えます。
逆に、私の大好きな
ハナハナであったり、
ジャグラーシリーズやハナビなどの
ノーマル機はスランプグラフが緩やかですよね。
こういった出玉性能がマイルドな機種は
【コイン単価が低い機種】だと言えます。
単価が高い・低いでどう変わるのか?
具体的に、「単価の高い・低い」でどう変わるのか?
簡単な計算式を用いて説明していきます。
例えば…
を打ったとしましょう。
それぞれアウト(稼働)が30,000発だった場合
投資額はいくらになるのか…
【玉単価】とは
「パチンコ1発飛ばしていくらかかるのか」なので、
大海物語4を打ったA君は、1発あたり1.4円
北斗無双を打ったB君は、1発あたり1.7円
それぞれかかっていることになります。
A君は30,000発×1.4円の合計42,000円
B君は30,000発×1.7円の合計51,000円
それぞれ投資をしたことになります。
(これがホール目線で言う「売上」です)
玉単価の低いA君の方が投資額は少なく
玉単価の高いB君の方が投資額は多い
つまり、
【玉単価の高い機種】ほど売上が多く
【玉単価の低い機種】ほど売上が少ない
という事になります!
パチンコ玉単価ってどれくらい?
スペックごとの玉単価を見ていきましょう。
- 1/319前後のミドルスペック
⇒約1.5〜1.7円程度。 - 1/199前後のライトミドル
⇒約1.3~1.5円程度。 - 1/99前後の甘デジ
⇒約1.0~1.2円程度。 - 羽根モノ
⇒0.5~0.6円程度。
この平均値よりも単価が高いと辛め・荒い
この平均値よりも単価が低いと甘め・マイルド
といった目安になります。
ただ、この玉単価というのは釘の調整や
貯玉での再プレイか現金プレイかなど
状況の変化によって単価は上下します。
パチンコにおける玉単価というのは
打ち手にとってはあまり重要ではなく
あくまでお店視点での売り上げを出すための
目安なんだという事を覚えておいてください。
スロットコイン単価ってどれくらい?
安定系のAタイプだとコイン単価は安く、
AT・ART機の様に、荒い機種ほど高くなります。
- 旧基準AT機
⇒おおよそ3~3.5円程度。
中には4円以上の機械もあります。 - 5.5~5.9号機のART
⇒おおよそ2.5~3円程度。 - Aタイプ
⇒おおよそ2円前後。
くらいが目安になります。
スロットの場合は設定によって玉単価が変化します。
上記の数値は「設定1」使用時のコイン単価で、
上の設定を使うほど単価は下がります。
*玉単価はマイナスにはなりません
基本的には設定によって上下しますが、
設定1で粗利が出ない事で有名なディスクアップ
設定Cで有名なサザンアイズ
こういうタイプは技術介入によって割が変化するので
設定だけでなく打ち手の技術によっても
コイン単価が変化する機種です。
ちなみに小役取りこぼしも
コイン単価を上げる原因になりますよ(゚∀゚)笑
玉単価計算方法・使用例
ここからは若干マニアックになりますが
参考程度に、計算式や使用例を…
玉単価を求める計算式は
玉単価 = 売上 ÷ アウト(何発打ち込まれたか)
例を挙げますと…
【売上30,000円、アウト20,000発の場合】
売上 ÷ アウトなので
30,000 ÷ 20,000 = 玉単価1.5円となります。
これを応用して
【売上が60,000円欲しいなら】
(売上)60,000 ÷ (玉単価)1.5なので、
=アウトを40,000発まで伸ばす必要がある。
といった様に使うことも出来ます。
コイン単価計算方法・使用例
コイン単価は
コイン単価 = 売上 ÷ イン枚数(何枚投入されたか)
例を挙げますと…
【売上30,000円、イン枚数10,000発の場合】
売上 ÷ イン枚数なので
30,000 ÷ 10,000 = コイン単価3円となります。
仮に、イン枚数が同様の10,000枚だとして
【コイン単価が3.5円だった場合】
イン枚数 × コイン単価 = 売上なので
10,000 × 3.5 = 売上35,000円となります。
同じ稼働(イン枚数)でも、
コイン単価の高い機種の方がホールの売上は増える
という事になりますね♪
余談ですが…
パチンコのアウト(稼働)は
「打ち込み玉数=アウト数」ですが
スロットのイン枚数(稼働)は
「1G=3枚投入」なので
「ゲーム数×3枚=イン枚数」となります!
まとめ
今回説明した【玉単価・コイン単価】
あまりユーザーにとっては無縁ですが…
知っておくと今後、便利になる場面が!!
それは…
【コイン単価の高い機種ほど天井狙いに向いている】
ということです!
6号機では天井が復活するので
予め、「この台は天井期待値が高そう」
なんて予想に使えますね♪
他にも新台記事や解析記事などを見たときに
「玉単価○○円」「コイン単価○○円」
と見かけたら、本記事の単価を目安に
「次の新台は辛めなのか?甘めなのか?」
考察して楽しんでみて下さい♪
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